三越伊勢丹が8%超安と急落、今期600億円の最終赤字予想を嫌気
三越伊勢丹ホールディングス<3099>が急落。株価は前日に比べ8%超安に売られ年初来安値を更新した。同社は29日取引終了後、未定としていた21年3月通期業績予想を公表し最終損益は600億円の赤字(前期は111億8700万円の赤字)となる見通しを明らかにした。新型コロナウイルス感染拡大による消費低迷の影響を受ける。今期配当は前期比3円減の9円とすることも発表した。10年3月期の635億2100万円の赤字に続く、過去最大規模の最終損失となることを嫌気する売りが膨らんでいる。