株価指数先物【昼のコメント】ナイトセッションの安値を下回り一段安に、200日線レベルのサポートを見極め

市況
2020年7月31日 12時08分

日経225先物は11時30分時点、前日比460円安の2万1860円(-2.06%)前後で推移している。米ハイテク株の底堅い値動きのほか、決算を発表したアップルの時間外での上昇が支援材料となり、寄り付きは2万2300円とシカゴ先物清算値(2万2230円)を上回って底堅いスタートとなった。

しかし、寄り付きが高値となり、その後は急速に下押す展開に。2万2000円処ではいったん下げ渋る動きもみられたが、ナイトセッションで付けた安値を割り込んだ辺りから一段安の展開となった。

グローベックスのNYダウ先物は120ドル高程度で推移しているほか、上海指数、ハンセン指数などもプラス圏での推移をみせる中、昨日のドイツや英国などヨーロッパの大幅な下げに引きずられる形である。また、アドバンテスト <6857> が決算を受けてストップ安を付けるなど、センチメントが悪化する中で、先物市場へはショートの流れが強まっているようだ。

前引けのTOPIXは1.80%の下落となり、後場は日銀のETF買い入れがあるだろう。しかし、本日の大幅な下げに対する需給面での下支え効果は限定的になりそうだ。引けにかけてはポジション調整に伴うショートカバーも意識されやすいが、戻り待ちの売り圧力は強そうである。

まずは、テクニカル面での200日移動平均線のほか、一目均衡表では雲上限に到達してきており、これらが支持線として機能するかを見極めたいところであろう。この水準を明確に割り込んでくるようだと、2万1000円辺りが意識されてくる。

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