興研が後場上げ幅を拡大、コロナ対策用マスクの需要高止まりで上期業績計画上振れ
興研<7963>が後場上げ幅を拡大している。午後1時ごろ、集計中の第2四半期累計(1~6月)連結業績について、売上高が48億円から51億5500万円(前年同期比29.3%増)へ、営業利益が4億4000万円から6億3700万円(同3.5倍)へ、純利益が3億円から4億8900万円(同4.1倍)へ上振れて着地したようだと発表しており、これが好感されている。
同社では、新型コロナウイルス感染症の拡大による対策用マスク需要の急増を主因に、5月14日に上期業績予想の修正を行ったが、第2四半期に入っても感染症の拡大が続き、対策用マスクの需要が高止まりしていることから、再度予想を修正するとしている。