ワコム--- 1Qは2ケタ増収・各利益は黒字転換、ブランド製品事業及びテクノロジーソリューション事業共に好調に推移

材料
2020年8月3日 15時31分

ワコム<6727>は7月31日、2021年3月期第1四半期(20年4月-6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比22.3%増の209.16億円、営業利益が22.17億円(前年同期は2.59億円の損失)、経常利益が20.98億円(同5.17億円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純利益が15.08億円(同1.19億円の損失)となった。

ブランド製品事業の売上高は前年同期比17.8%増の107.89億円、セグメント利益は14.37億円(前年同期は2.06億円の損失)となった。クリエイティブソリューションは、ペンタブレット製品の売上高が前年同期を上回ったことなどから増収となった。ビジネスソリューションは、液晶サインタブレット「STU(エスティーユー)」シリーズの売上高は、営業活動の制約が生じ、主に欧州での減少が影響し、前年同期を大幅に下回った。

テクノロジーソリューション事業の売上高は前年同期比27.6%増の101.26億円、セグメント利益は同91.1%増の17.44億円となった。AESテクノロジーソリューションは、生産、サプライチェーンオペレーションの制限があった中、全体の売上高は前年同期を僅かに上回った。アクティブES方式デジタルペン製品は、OEM(相手先ブランド名製造)提供先のメーカー各社から引き続き高い評価を得ている。EMRテクノロジーソリューション他は、OEM提供先のメーカー各社向けの売上高が大幅に増加し、全体の売上高は前年同期を大幅に上回った。

2021年3月期通期の連結業績予想については、レンジ形式により開示しており、売上高が前期比0.5~3.3%増の890.00~915.00億円、営業利益が同0.6~16.8%増の56.00~65.00億円、経常利益が同7.8~25.1%増の56.00~65.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同2.1~17.4%増の40.00~46.00億円とする期初計画を据え置いている。

《EY》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.