コネクシオ---1Qは、コロナ禍の影響等により販売台数半減も営業利益は3割減に留まる

材料
2020年8月4日 17時37分

コネクシオ<9422>は30日、2021年3月期第1四半期(20年4月-6月)決算を発表した。売上高が前年同期比39.6%減の332.25億円、営業利益が同29.9%減の16.18億円、経常利益が同29.5%減の16.43億円、四半期純利益が同28.5%減の10.98億円となった。

コンシューマ事業の売上高は前年同期比42.9%減の289.44億円、営業利益は同28.0%減の21.49億円となった。キャリア認定ショップにおいて、新型コロナウイルス感染防止に努めながら接客を進めた。また、同社独自サービス「nexiplus(ネクシィプラス)」において、より安心で便利な暮らしをサポートするためにコンセプトの見直しを行った。営業自粛の影響を大きく受け、販売台数が半減し販売台数に連動する収益は著しく減少したが、各種経費の削減に努めた結果、減益幅は縮小した。

法人事業の売上高は前年同期比0.9%減の42.81億円、営業利益は同33.5%増の5.19億円となった。コロナ渦において従来より導入していたテレワークの更なる推進や交代勤務制を活用し営業活動を継続した。端末販売は、中小企業を中心にテレワーク導入に対する需要が急増したことでスマートフォンの新規契約が急伸した。テレワーク関連ソリューションサービスの引き合いが高まるとともにモバイル端末管理運用サービスが伸長した。IoTソリューションは、神奈川県泰野市と共同実証実験を開始した。今後は、自社IoT技術を活用しESG・SDGsの課題解決への貢献に注力する方針だ。

2021年3月期通期の業績予想については、新型コロナウイルス感染症拡大による業績への影響は不透明であり、今後の状況変化を見極めつつ、一定の整理ができ次第、速やかに開示するとしている。

《ST》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.