7日の株式相場見通し=強含み推移も強弱感対立で上値重い

市況
2020年8月7日 8時00分

7日の東京株式市場は、強含みの展開となりそうだ。ただ、ここ日経平均の上値の重さが意識されており、値動きは小さく前日終値を挟んで強弱感が対立しそうだ。前日の米国株市場でNYダウなど主要株指数の上値追いが続き、ハイテク株比率の高いナスダック総合指数は7連騰で初の1万1000ポイント台に乗せ最高値街道を走っている。これを受けて、東京市場でも主力株中心に買い優勢の展開が期待できるものの、直近は米国株市場と日本株市場の株価連動性が薄れており、きょうも積極的に上値を買い進む動きは期待しにくい。日本時間今晩に予定される7月の米雇用統計の結果が気になるところ。また、きょうは国内企業の決算発表が700社超とピークを迎え、この内容を見極めたいとの思惑が買い手控え要因となる。

6日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比185ドル46セント高の2万7386ドル98セントと大幅高で5日続伸。ナスダック総合株価指数は、同109.673ポイント高の1万1108.071だった。

日程面では、6月の家計調査、6月の毎月勤労統計調査、6月の景気動向指数など。また、ティアンドエス<4055>が東証マザーズに新規上場する。海外では7月の中国貿易収支、7月の米雇用統計など。

出所:MINKABU PRESS

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.