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東京株式(前引け)=続落、米株高に追随できない展開が続く

市況
2020年8月7日 11時45分

7日前引けの日経平均株価は前営業日比144円53銭安の2万2273円62銭と続落。前場の東証1部の売買高概算は5億6988万株、売買代金概算は1兆1287億3000万円。値上がり銘柄数は842、対して値下がり銘柄数は1199、変わらずは119銘柄だった。

きょう前場の東京株式市場は、朝方は前日比小幅プラスでスタートしたもののすぐに大口の売りに押されマイナス圏に沈む展開となった。前日の米国株市場では主要株指数が揃って上昇、ナスダック総合指数は7連騰で最高値を連日更新するリスクオンの地合いにもかかわらず、日本株はこれに追随できない状況にある。新型コロナウイルスの感染拡大に対する警戒感が根強いなか、決算発表が悪かった銘柄を大きく売り込む動きが目立つ。一方、決算が事前のコンセンサスを上回ったものについては買われる銘柄も少なくない。値下がり銘柄数は全体の56%にとどまっている。

個別では任天堂<7974>が断トツの商いをこなし大きく買われたほか、トヨタ自動車<7203>も上値指向が鮮明。スクウェア・エニックス・ホールディングス<9684>、ディー・エヌ・エー<2432>なども人気が集中した。JR東日本<9020>も高い。ジェイリース<7187>、KLab<3656>なども値を飛ばした。半面、レーザーテック<6920>、東京エレクトロン<8035>など半導体関連が安く、資生堂<4911>も売られた。SUMCO<3436>の下げも目立つ。ダイワボウホールディングス<3107>が値下がり率トップに売られ、日本ユニシス<8056>、朝日ネット<3834>なども急落した。

出所:MINKABU PRESS

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