パーソルHD、第1四半期営業利益は9%減に上振れ着地
パーソルホールディングス<2181>は12日の取引終了後、第1四半期連結決算を発表しており、売上高2382億2200万円(前年同期比1.3%増)、営業利益91億1500万円(同9.4%減)、純利益46億7000万円(同14.6%減)と増収減益となったが、従来予想の営業利益15億~30億円に対しては大幅に上振れて着地した。
人材派遣事業で、新型コロナウイルス感染症拡大の影響による休業対象者が想定より大幅に減少したことや、BPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)領域における受託案件が増加したことが寄与した。
なお、従来未定としていた21年3月期通期業績予想は、売上高9134億~9458億円(前期比5.9%~2.6%減)、営業利益180億~220億円(同53.9%~43.7%減)、純利益83億~111億円(同9.0%~45.8%増)の見通しを示した。