株価指数先物【昼のコメント】2万3000円を固める動き

市況
2020年9月1日 12時31分

日経225先物は11時30分時点、前日比30円安の2万3130円(-0.12%)前後で推移している。寄り付きは2万3120円とシカゴ先物清算値(2万3100円)を若干上回って始まった。寄り付き後はじりじりと下げ、前場半ばには2万3050円まで売られた。8月の中国財新製造業PMIが予想を上回ったことを手掛かりに買い戻しの流れから2万3210円と上昇に転じる場面もみられたが、前引けにかけては再び前日終値を挟んでのこう着となった。

日経225先物は方向感のつかみづらい展開となっており、東京エレクトロン <8035> 、エムスリー <2413> 、ファーストリテイリング <9983> などが日経平均株価を下支えする一方で、KDDI <9433> 、日東電工 <6988> 、キヤノン <7751> 、ソフトバンクグループ <9984> などが重荷となっている。商社株へ物色の矛先は向いているものの、全般ではバリューシフトはみられていないため、様子見ムードといったところである。

なお、前引けのTOPIXは0.23%の下落だった。そのため、後場は日銀のETF買い入れはないだろう。需給面での下支えは期待できないが、2万3000円割れを狙った売り仕掛け的な動きも考えづらい。引き続き2万3000円を固める動きになりそうだ。

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