長大が後場上げ幅拡大、量子コンピュータ活用した最適配電網作成に関する特許取得
長大<9624>が後場上げ幅を拡大している。この日、電力の配電に伴う電力ロスを最小化する配電網の作成方法に関する特許を取得したと発表しており、これが好感されている。
今回取得した特許は、配電網をコントロールする開閉器のオンオフの制御について、量子コンピュータ(アニーリング方式)が得意とする組み合わせ最適化問題として扱えるよう、配電網の電力消費量(配電ロス)を表すモデル式を構築したもの。同社は今後、発明のノウハウを実フィールドで活用できるよう電力会社などと連携を図り、配電最適化の課題解決に取り組むとしている。