マザーズ先物見通し:続伸、政府の電子化加速に期待

市況
2020年9月16日 8時10分

本日のマザーズ先物は続伸が予想される。15日の米国市場はダウ平均は2.27ドル高の27995.60ドル、ナスダックは133.67ポイント高の11190.32ポイントで取引を終了した。中国8月小売売上高が予想以上に回復したほかドイツの9月ZEW景気期待指数も20年ぶりの高水準に達するなど、世界経済の順調な回復が好感され寄り付きから上昇した。しかし、引けにかけては連邦準備制度理事会(FRB)の結果発表を明日に控えて一旦手仕舞う動きが広がり上げ幅を縮小した。ハイテク通信株の比率が高いナスダックは上昇。本日のマザーズ先物は、米国市場でナスダックが上昇したことや底堅いナイトセッションの流れを受けて、続伸のスタートが予想される。国内ではドコモ口座の不正引き出しに関して、ゆうちょ銀、PayPayなどにも被害の拡大が報じられており、当局もセキュリティ対策の強化などを促していることからセキュリティ関連銘柄の思惑が高まり先物を下支えすることが予想される。また、デジタル担当相に平井卓也氏が入閣すると報じられたことで、政府のデジタル化が加速するとの見方が高まることから、時価総額上位のAI inside<4488>、フリー<4478>など電子化関連銘柄が先物をけん引することが期待されよう。本日の上値のメドは1144.0pt、下値のメドは1067.0ptとする。

《FA》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.