バンクオブイが後場ウリ気配、20年9月期営業損益は赤字転落の可能性も
バンク・オブ・イノベーション<4393>が後場ウリ気配でスタートし、その後気配値を切り下げている。この日正午ごろ、未定としていた20年9月期連結業績予想を発表し、売上高31億円(前期比27.8%減)、営業損益4000万円の赤字~2000万円の黒字(前期5億2600万円の黒字)と赤字転落の可能性があるとしたことが嫌気されている。
「ミトラスフィア」及び「幻獣契約クリプトラクト」は安定して推移しているものの、継続的に取り組んでいるプロモーションの効率化に伴う新規ユーザー流入の減少が響き、減収を見込む。また、新作RPG2タイトル及び新規サービスである「恋庭」の開発費用、既存タイトルの海外展開などの投資を積極的に行うことで減益を見込むことに加えて、9月末時点の未消費有償仮想通貨残高及び費用の変動の見極めが困難であるため、レンジ予想にしたという。