HUグループが後場急上昇、21年3月期は最大86%営業増益を予想
H.U.グループホールディングス<4544>が後場急上昇している。午後2時ごろ、未定としていた21年3月期の連結業績予想を発表しており、売上高2000億~2200億円(前期比6.0%~16.6%増)、営業利益140億~185億円(同40.9%~86.1%増)と大幅営業増益を見込むとしたことが好感されている。
新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、4月から5月にかけてCLT(受託臨床検査)事業の検査受託数が大幅に減少したが、6月以降は検査受託数が前年並みの水準で推移していることに加えて、新型コロナウイルス関連検査の受託数の増加および高感度抗原検査試薬/迅速抗原検査キットの売り上げが寄与したことが業績を牽引する。なお、今後のコロナ関連検査の受託動向および高感度抗原検査試薬/迅速抗原検査キットの普及度合いがまだ不透明であることから、レンジ予想にしたという。