NY株式:米国株は続落、米中関係悪化を警戒

市況
2020年9月19日 8時01分

米国株式相場は続落。ダウ平均は244.56ドル安の27657.42ドル、ナスダックは117.00ポイント安の10793.28ポイントで取引を終了した。

商務省が中国のティックトックとウィーチャットの米国内でのダウンロードを20日から禁止すると発表すると米中関係の悪化懸念が強まり下落で寄り付いた。本日はオプションや先物4つの商品が期限を迎えるクアドルプル・ウィッチングデーにあたり終日軟調に推移し、引けにかけて売りが加速し下げ幅を拡大した。セクター別ではテクノロジー・ハード・機器が大きく下落。自動車・自動車部品が上昇した。

代替肉メーカーのビヨンドミート(BYND)やホームセンターを運営するホームデポ(HD)、ロウズ(LOW)はアナリストの投資判断引き下げが嫌気され下落。連邦準備制度理事会(FRB)は大手行の配当や自社株買い規制を延長することを検討していると報じられバンク・オブ・アメリカ(BAC)など銀行が軟調に推移した。一方、電気自動車メーカーのテスラ(TSLA)はアナリストによる目標株価引き上げが好感され上昇した。

ミネアポリス連銀のカシュカリ総裁は18日に開催されたイベントで、大手銀に対する金融規制強化が必要だと主張した。

(Horiko Capital Management LLC)

《YN》

提供:フィスコ

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