注目銘柄ダイジェスト(前場):レオパレス21、JIA、川金HDなど

市況
2020年10月2日 11時53分

川金HD<5614>:385円( - )

ストップ高買い気配。一昨日にMBOの実施を発表している。社長が100%の株式を保有しているSSホールディングスがTOBを実施する計画で、同社は賛同の意を表明している。TOB価格は388円で、一昨日終値に対するアップ率は27.2%となっている。TOB期間は10月1日から11月12日までの計画で、MBO完了後は上場廃止となる。TOB価格に完全サヤ寄せを目指す動きになっている。

レオパレス21<8848>:214円(+23円)

急伸。ソフトバンクG<9984>の傘下で米投資ファンドのフォートレス・インベストメント・グループの支援を受け入れると発表している。前日は支援観測報道を受けて売買停止となっていた。普通株式優先株式、新株予約権などを割り当て、572億円を調達する。相応の希薄化は発生することになるが、資金調達によって6月末時点での約118億円の債務超過も解消できる見通しとなり、最悪ケースは回避できるとの見方が強まっている。

JIA<7172>:1311円(+81円)

大幅に3日続伸。東証の承認を受け、8日から第1部に市場変更すると発表している。ジャパンインベストメントアドバイザーは「今後も更なる業容の拡大と企業価値の向上に努める」とコメントしている。1部上場で同社株は11月末からTOPIX(東証株価指数)に組み入れられる。このため、指数に連動した運用を目指すパッシブファンドなどの需要を期待した買いが入っているようだ。

ワークマン<7564>:8720円(-490円)

大幅に続落。9月の既存店売上高が前年同月比9.6%増になったと発表している。8月(10.9%増)から伸びが鈍化し、売り優勢となっている。客数は11.2%増(前月15.5%増)、客単価は1.5%減(同4.0%減)。平年と比べ気温が高く、通年物の作業関連衣料が伸び悩んだ。一方、一般向け商品やレインウエアなど雨具類が好調だった。全店ベースの売上高は15.7%増(同16.3%増)、客数は16.8%増(同21.0%増)、客単価は0.9%減(同3.9%減)。

サンバイオ<4592>:2077円(+32円)

大幅に3日続伸。シンガポールに医薬品供給の子会社を設立すると発表している。再生細胞薬「SB623」などのグローバルサプライチェーンの実現に加え、アジアでの販売地域展開や事業開発活動を見据えて運営体制を確立する。設立は21年2月1日の予定。また、開発部長として成田裕保氏を迎え入れたと公表している。同氏はグラクソ・スミスクラインやノバルティスファーマなどで主に中枢神経領域の臨床開発部門責任者を務めていた。

《ST》

提供:フィスコ

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