「サイバーセキュリティ」が4位にランク、総務省は21年度概算要求で83億円を計上<注目テーマ>

特集
2020年10月1日 12時21分

★人気テーマ・ベスト10

1 デジタルトランスフォーメーション 

2 脱ハンコ 

3 量子コンピューター 

4 サイバーセキュリティ

5 2020年のIPO 

6 5G 

7 電子政府 

8 電子認証 

9 遠隔医療 

10 マイナンバー

みんなの株式と株探が集計する「人気テーマランキング」で、「サイバーセキュリティ 」が4位となっている。

総務省は9月30日、2021年度予算の概算要求を公表。IoT機器の多様化・急増に伴い、それらに対するサイバー攻撃の脅威が増大するなか、「デジタル化の進展に合わせたサイバーセキュリティの確保」として83億6000万円を計上した。内訳は「サイバーセキュリティ統合知的・人材育成基盤の構築」に20億円(新規)、「ナショナルサイバートレーニングセンターの強化」に15億円(20年度当初予算額15億円)、「IoT及び5Gの安心・安全な利用環境の構築」に48億6000万円(同44億1000万円)を充てる。

「サイバーセキュリティ統合知的・人材育成基盤の構築」では、サイバーセキュリティ情報を国内で収集・蓄積・分析・提供するとともに、社会全体でサイバーセキュリティ人材を育成するための共通基盤を情報通信研究機構(NICT)に構築し、産学の結節点として開放することで、国全体のサイバーセキュリティ対応能力を強化。「IoT及び5Gの安心・安全な利用環境の構築」では、脆弱なIoT機器を調査し当該機器の利用者に注意喚起を行うプロジェクト「NOTICE」の実施、5Gのサプライチェーンリスク対策を含むセキュリティを担保する仕組みの構築に向けた技術的検証、地域IoTセキュリティ人材の育成に向けた実証や、無線LANセキュリティに関する周知啓発などの取組を実施する。

関連銘柄として、ソリトンシステムズ<3040>、セキュアヴェイル<3042>、テリロジー<3356>、FFRIセキュリティ<3692>、フーバーブレイン<3927>、ニーズウェル<3992>、ブロードバンドセキュリティ<4398>、HENNGE<4475>、SBテクノロジー<4726>などに注目したい。

出所:MINKABU PRESS

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