santecの上げ足に弾み、5G基地局投資の恩恵享受し業績拡大加速
santec<6777>の上げ足に弾みがついており、5日移動平均線を絡め急勾配の上昇トレンドを形成している。次世代通信規格5G関連の有力株として注目度が高いが、会社側では「需要は通信メーカーなどを取引先としており、5G関連分野に偏って恩恵を受けているという認識はないが、5G基地局投資の拡大を背景に世界的にトラフィック量が拡大するなか、(同社が手掛ける)光パワーモニター、光フィルター、光可変減衰器といった光関連部品や、光測定器などの需要に追い風となっているとはいえる」という見解を示している。20年4~6月期は営業利益が前年同期比2.3倍の5億5100万円と急拡大、21年3月期通期見通しも従来予想の9億5000万円から11億円(前期比18%増)に増額しているが、なお保守的という見方が強い。