東京株式(前引け)=急反発、トランプ大統領の病状改善観測で買い戻し

市況
2020年10月5日 11時44分

5日前引けの日経平均株価は前営業日比310円62銭高の2万3340円52銭と急反発。前場の東証1部の売買高概算は5億2431万株、売買代金概算は9935億4000万円。値上がり銘柄数は1927、対して値下がり銘柄数は205、変わらずは41銘柄だった。

前週末に先物を絡め終盤売り込まれた日経平均だったが、きょうは広範囲に買い戻される展開となった。新型コロナウイルスに感染したトランプ米大統領が5日にも退院するとの観測が出ており、マーケットの不安心理が後退した。米国の大規模な経済対策への期待感も背景に米株価指数先物が買われたことも好感されている。値上がり銘柄数は1900を上回り東証1部全体の9割近い銘柄が上昇、業種別では33業種ほぼ全面高に買われている。ただ、売買代金は1兆円台にわずかに届かなかった。

個別ではソフトバンクグループ<9984>が堅調、ソニー<6758>も買い優勢。キーエンス<6861>も上値指向に。武田薬品工業<4502>、資生堂<4911>なども高い。島忠<8184>が値上がり率トップに買われ、古野電気<6814>は一時ストップ高となった。ダントーホールディングス<5337>も物色人気。半面、売買代金トップとなった任天堂<7974>が安く、東京エレクトロン<8035>も値を下げた。大阪有機化学工業<4187>が急落、キャリアリンク<6070>も大きく利食われた。エスプール<2471>なども大幅安。

出所:MINKABU PRESS

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