クリエイトSは反落、第1四半期56%営業増益も材料出尽くし感
クリエイトSDホールディングス<3148>は反落している。5日の取引終了後に発表した第1四半期(6~8月)連結決算は、売上高860億1400万円(前年同期比12.4%増)、営業利益54億3900万円(同55.6%増)、純利益37億6200万円(同54.4%増)と大幅増益だったが、目先の材料出尽くし感から売られているようだ。
新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、化粧品などの需要減少があったものの、マスク、消毒液などの感染予防関連商材や、外出自粛に伴う食料品・日用品などの巣ごもり消費の需要が増加した。また、前期からの新規出店による店舗数の増加や調剤部門が堅調に推移したことも寄与した。
なお、21年5月期通期業績予想は、売上高3337億円(前期比4.4%増)、営業利益165億2000万円(同7.2%減)、純利益112億9000万円(同7.9%減)の従来見通しを据え置いている。