CSPが3日続伸、機械警備部門堅調で上期営業利益は計画上振れ24%増で着地
セントラル警備保障<9740>が3日続伸している。前週末9日の取引終了後に発表した第2四半期累計(3~8月)連結決算が、売上高339億1600万円(前年同期比0.9%増)、営業利益26億2700万円(同24.2%増)、純利益17億9100万円(同28.7%増)と大幅増益となったことが好感されている。
大規模な国際イベントの開催延期や新型コロナウイルス感染症の影響があったものの、機械警備部門で鉄道関連向けを中心とした画像関連サービスが伸長した。また、工事・機器販売部門で防犯カメラの販売を中心とした画像関連システムや、鉄道系ICカードが利用できる入退室管理システム「centrics(セントリックス)」なども好調に推移し、従来予想の営業利益21億円を上回って着地した。
なお、21年2月期通期業績予想は、売上高700億円(前期比3.2%増)、営業利益45億円(同5.6%増)、純利益30億円(同4.5%増)の従来見通しを据え置いている。