古野電、21年2月期見通しは一転して営業24%増益に
古野電気<6814>はきょうの取引終了後、21年2月期の連結業績予想について、売上高を790億円から820億円(前期比1.3%減)へ、営業利益を15億円から30億円(同24.4%増)へ上方修正し、一転して営業増益見通しになることを発表した。
製品構成の変化などにより、想定以上に利益率が向上したことが業績を押し上げた。また今後の事業環境については、舶用事業及び産業用事業ともに当初想定を上回るペースでの市況回復が見込まれ、無線LAN・ハンディターミナル事業においては引き続き「GIGAスクール構想」に伴う需要の増加が期待されるとしている。
なお、同時に発表した21年2月期上期(3~8月)の決算は、売上高392億7400万円(前年同期比8.7%減)、営業利益16億6700万円(同27.4%減)だった。