本日注目すべき【好決算】銘柄 レアジョブ、ラクス、IDOM (14日大引け後 発表分)

注目
2020年10月15日 7時01分

14日の大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。

レアジョブ <6096> [東証M]  ★今期経常を33%上方修正・最高益予想を上乗せ

◆21年3月期の連結経常利益を従来予想の4.5億円→6億円に33.3%上方修正。増益率が8.4%増→44.6%増に拡大し、従来の3期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。新型コロナウイルス感染症拡大による在宅での余暇時間の増加や英会話学習ニーズの高まりを背景に、売上高が計画を上回ることが寄与。ユーザーあたりのレッスン受講回数が想定を下回ることで講師報酬が減少するほか、事業効率化や生産性向上による費用抑制なども利益押し上げ要因となる。

スーパーV <3094> [JQ]  ★上期経常は黒字浮上・通期計画を超過

◆21年2月期上期(3-8月)の経常損益(非連結)は10.9億円の黒字(前年同期は7億円の赤字)に浮上して着地。巣ごもり需要が追い風になったほか、値頃感のある価格での販売やセール実施も奏功し、既存店売上高が前年同期比7.0%伸長したことが寄与。生鮮部門の利益改善に加え、グロッサリーとホームセンターの在庫適正化なども黒字化に貢献した。

通期計画の9.9億円をすでに10.7%上回ており、業績上振れが期待される。

ラクス <3923> [東証M]  ★今期経常を10%上方修正・最高益予想を上乗せ

◆21年3月期の連結経常利益を従来予想の33億円→36.1億円に9.6%上方修正。増益率が2.8倍→3.1倍に拡大し、従来の2期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。主力のクラウド事業で「楽楽精算」「楽楽明細」「メール配信」の新規受注が好調に推移し、売上高が計画を上回ることが利益を押し上げる。

IDOM <7599>   ★今期経常を一転2%増益に上方修正

◆21年2月期上期(3-8月)の連結経常利益は前年同期比13.4%減の31.4億円に減ったが、従来予想の2.5億円を大幅に上回って着地。緊急事態宣言の解除以降、直営店舗への来店客数が想定以上に回復し、自動車の小売り台数が7万0590台と従来計画の5万2900台を大きく上回ったことが寄与。

併せて、通期の同利益を従来予想の41億円→70億円に70.7%上方修正。従来の40.3%減益予想から一転して1.9%増益見通しとなった。

文教堂GHD <9978> [JQ]  ★前期経常を3倍上方修正

◆20年8月期の連結経常損益を従来予想の1億1900万円の黒字→3億5800万円の黒字(前の期は6億1000万円の赤字)に3.0倍上方修正した。話題の作品を中心にコミックの販売が好調だったことが寄与。不採算店舗の閉店や構造改革効果に加え、前期に商品評価損を計上していた商品の一部を売却したことも黒字幅拡大の要因となった。

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