パソナGがカイ気配、BPOサービスの伸長で第1四半期経常は7.9倍増益
パソナグループ<2168>がカイ気配スタート。15日の取引終了後に発表した21年5月期第1四半期(6~8月)の連結決算は、売上高857億5100万円(前年同期比7.7%増)、経常利益73億5700万円(同7.9倍)となり、これを好感する買いが入っている。
業務効率化を進める民間企業や感染症拡大防止に伴うパブリックセクターからの一時的な需要が増加し、BPOサービスが大きく伸びた。また、効率的な運営による収益力向上や販管費の減少に加え、前期に発生した子会社株式の一部売却に伴う支払手数料がなくなったことも大幅増益に貢献した。経常利益は第1四半期実績だけで、通期計画の100億円に対する進捗率が7割を超えており、早くも業績上振れ期待が浮上している。