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2020年10月19日 5時30分
注目

前週末16日に「買われた株!」総ザライ ―本日につながる期待株は?―

■セリオ <6567>  1,309円 (+300円、+29.7%) ストップ高

SERIOホールディングス <6567> [東証M]がストップ高。15日の取引終了後、21年5月期の連結業績予想について、売上高を79億円から80億円(前期比15.1%増)へ、営業利益を2億400万円から2億8000万円(同2.1倍)へ、純利益を1億3000万円から1億8100万円(同79.4%増)へ上方修正したことが好感された。就労支援事業で、新型コロナウイルス感染症の影響で見込んでいた出勤調整や稼働時間の減少が想定を上回るペースで回復していることに加えて、保育事業での園児数が順調に推移していることなどが寄与する見通し。また、コロナ禍での雇用及び給与維持を行った結果、全社で離職者数が減少したことで採用費が想定を下回ったことも奏功する。なお、第1四半期(6-8月)決算は、売上高20億7000万円(前年同期比15.9%増)、営業利益1億3900万円(同8.6倍)、純利益9100万円(同13.0倍)だった。

■パソナG <2168>  1,994円 (+400円、+25.1%) ストップ高

東証1部の上昇率2位。パソナグループ <2168> がストップ高。15日の取引終了後に発表した21年5月期第1四半期(6-8月)の連結決算は、売上高857億5100万円(前年同期比7.7%増)、経常利益73億5700万円(同7.9倍)となり、これを好感する買いが入った。業務効率化を進める民間企業や感染症拡大防止に伴うパブリックセクターからの一時的な需要が増加し、BPOサービスが大きく伸びた。また、効率的な運営による収益力向上や販管費の減少に加え、前期に発生した子会社株式の一部売却に伴う支払手数料がなくなったことも大幅増益に貢献した。経常利益は第1四半期実績だけで、通期計画の100億円に対する進捗率が7割を超えており、早くも業績上振れ期待が浮上している。

■出前館 <2484>  3,725円 (+700円、+23.1%) ストップ高

出前館 <2484> [JQ]がストップ高。15日取引終了後に発表した20年8月期の連結業績は営業損益が26億2300万円の赤字(前の期は3900万円の赤字)となった。新型コロナウイルス感染拡大による外出自粛で料理宅配需要は伸びたが、広告などの先行費用もあり、最終赤字となった。21年8月期の同損益も130億円の赤字見通し。同社はLINE <3938> グループとの協業を通じて事業の拡大を加速させており、今期も大幅な投資を進める方針だ。ただ、同時に発表された中期経営計画では23年8月期に同利益は120億円と黒字転換する見通しであり、中長期的な成長姿勢を評価する買いが入った様子だ。

■グッドパッチ <7351>  3,860円 (+700円、+22.2%) ストップ高

グッドパッチ <7351> [東証M]がストップ高。15日の取引終了後、21年8月期の連結経常利益は前期比39.7%増の2億9600万円に拡大し、3期連続で過去最高益を更新する見通しだと発表しており、これが好材料視された。今期はデジタルトランスフォーメーション(DX)需要が高まるなか、デザインパートナー事業で多様なプロジェクトにデザイン支援を拡大するほか、デザインプラットフォーム事業ではフルリモートデザインチームのGoodpatch Anywhereを中心に事業規模の拡大を目指す。なお、同時に発表した20年8月期の同利益は2億1100万円(前の期比2.5倍)だった。

■セラク <6199>  2,395円 (+400円、+20.1%) ストップ高

東証1部の上昇率3位。セラク <6199> がストップ高。同社はシステム開発及びIT人材の派遣事業などを展開、農業IoT分野にも注力し業績は高成長路線をまい進している。15日取引終了後に発表した20年8月期決算はシステムインテグレーション運用業務などが牽引し営業利益が前の期比56%増の11億3400万円と急拡大した。また、21年8月期についても利益成長に衰えは見えず、前期比21%増の13億7000万円と高水準の伸びを見込んでおり、これを好感する買いを呼び込んだ。

■ビザスク <4490>  4,270円 (+700円、+19.6%) ストップ高

ビザスク <4490> [東証M]がストップ高。15日の取引終了後に発表した21年2月期上期(3-8月)の連結決算は、売上高6億9000万円(前年同期比59.3%増)、経常利益5100万円(同2.5倍)に急拡大しており、これが好感された。主力のビジネス分野に特化したナレッジシェアリングプラットフォームは一部で新型コロナウイルス感染症による影響を受けたものの、法人クライアント口座数の増加により堅調な成長を維持した。特に、スポットコンサル設営サービス「ビザスクinterview」は積極的なマーケティング施策が奏功し、国内事業法人と海外顧客が拡大したという。上期の経常利益は通期計画の4800万円を既に上回っており、業績上振れを期待する買いが入った。

■買取王国 <3181>  1,006円 (+165円、+19.6%) ストップ高

買取王国 <3181> [JQ]がストップ高。15日の取引終了後、第2四半期累計(3-8月)単独決算を発表しており、売上高23億1700万円(前年同期比0.4%増)、営業利益3400万円(同5.7倍)、純利益3100万円(同7.8倍)となり、大幅な営業増益となったことが好感された。新型コロナウイルス感染症の影響などにより、主要商材のファッションは不調だったものの、新規出店効果もあって工具が堅調だったほか、メディア、貴金属なども順調に推移した。また、経費削減に努めたことも寄与した。

■バリュエンス <9270>  3,470円 (+503円、+17.0%) ストップ高

バリュエンスホールディングス <9270> [東証M]がストップ高。15日の取引終了後に発表した20年8月期の連結経常利益は前の期比72.5%減の6億2200万円に落ち込んだが、続く21年8月期は前期比3.9倍の24億5000万円にV字回復する見通しとなり、これが好材料視された。今期は新規出店とネオスタンダードの買収効果で国内の買取店舗が40店ほど増加するほか、オークションの運営体制を整備し、開催数を増やす計画だ。業績回復に伴い、今期の年間配当は前期比10円増の35円に増配する方針としたことも好感された。

■エイジス <4659>  3,240円 (+444円、+15.9%) 一時ストップ高

エイジス <4659> [JQ]が急反騰。15日の取引終了後、21年3月期の連結業績予想について、営業利益を39億円から44億円(前期比2.9%増)へ、純利益を26億3700万円から29億6800万円(同1.4%減)へ上方修正したことが好感された。売上高は280億円(同1.4%減)の従来見通しを据え置いたものの、店舗改装業務の受注の増加や、店舗商品補充業務の受注店舗数及び作業受注量の増加などに加えて、国内棚卸サービス及びリテイルサポートサービスにおける生産性向上の取り組みを行った効果などが寄与する。

■三栄建築 <3228>  1,895円 (+245円、+14.9%)

東証1部の上昇率4位。三栄建築設計 <3228> がマドを開けて急騰し、年初来高値を更新。15日の取引終了後、21年8月期の連結業績は売上高1400億円(前期比21.8%増)、経常利益100億5400万円(同39.8%増)になりそうだと発表しており、これが好材料視された。今期は新型コロナウイルスの感染拡大に伴う在宅時間の増加やテレワークの普及などで戸建て住宅の需要が高まるなか、主力の戸建分譲事業で付加価値の高い住宅を供給し、売上高、経常利益ともに2期ぶりに過去最高を更新する見通しだ。好調な業績と配当性向の変更を踏まえ、今期の年間配当は前期比22円増の70円に増配する方針としたことも好感されたようだ。

■ベイカレント <6532>  17,420円 (+1,780円、+11.4%)

東証1部の上昇率6位。ベイカレント・コンサルティング <6532> が急騰。一時1万8270円まで上値を伸ばし、上場来高値を大幅に更新した。同社は15日の取引終了後に非連結決算(国際会計基準)を発表。21年2月期上期(3-8月)の税引き前利益は前年同期比90.5%増の53億7500万円に拡大しており、これを好材料視する買いが入った。前期から継続していたITコンサルティングサービスの好調な受注状況に加え、増員したコンサルタントの戦力化が進んだことも収益拡大につながった。高付加価値化の推進で利益率も向上した。併せて、非開示だった21年2月期通期の同利益は前期比37.3%増の109億5000万円に伸び、6期連続で過去最高益を更新する見通しだと発表。今期の年間配当は115円(前期は90円)実施する方針も示しており、これも好感された。

■アダストリア <2685>  1,641円 (+127円、+8.4%)

東証1部の上昇率10位。アダストリア <2685> が急反発。15日の取引終了後、自社株買いを実施すると発表しており、これが好感された。上限を200万株(発行済み株数の4.24%)、または40億円としており、取得期間は20年10月16日から21年2月26日まで。経営環境の変化に対応した機動的な資本政策を可能とするほか、資本効率の向上を図ることが目的としている。

■キトー <6409>  1,246円 (+92円、+8.0%)

キトー <6409> が3日ぶりに急反発。同社は16日早朝、21年3月期通期の連結業績予想を修正。営業利益見通しを前期比34.2%減の36億円(従来予想は30億円)に上方修正したことが好感されたようだ。売上高見通しは同14.9%減の500億円(従来予想は490億円)に引き上げた。当初は新型コロナウイルスの感染拡大による影響を受けたものの、生産面では日本・米国・中国を中心とする主要拠点で、ロックダウンなどの影響を大きく受けることなく、サプライチェーンを維持し、第2四半期累計期間まで、ほぼ通常通りの操業を継続することができたことが要因。また需要面では、いち早く中国がコロナ禍の影響を脱し、日本及び米国市場で第1四半期中に底打ちし、徐々に回復基調に転じていることが追い風になるとしている。

■不二越 <6474>  3,875円 (+275円、+7.6%)

不二越 <6474> が3日ぶり急反発。15日の取引終了後、20年11月期の連結業績予想について、売上高を1900億円から1960億円(前期比21.3%減)へ、営業利益を35億円から58億円(同56.5%減)へ、純利益を8億円から18億円(同78.2%減)へ上方修正し、未定としていた期末一括配当予想を50円(前期100円)にすると発表しており、これが好感された。第3四半期までの業績動向を勘案したほか、いち早く経済活動を再開した中国経済の持ち直しや、自動車・建設機械分野の一部で緩やかな需要回復が継続していることが業績を上振れさせるという。なお、第3四半期累計(19年12月-20年8月)決算は、売上高1487億8200万円(前年同期比20.6%減)、営業利益41億7000万円(同60.7%減)、純利益10億7200万円(同83.0%減)だった。

■丸三 <8613>  495円 (+30円、+6.5%)

丸三証券 <8613> が続急伸。同社は15日大引け後(15:30)に非開示だった業績見通しを発表。21年3月期第2四半期累計(4-9月)の業績予想は連結経常利益が前年同期比2.8倍の13.6億円に拡大する見通しと発表した。

■特殊陶 <5334>  1,940円 (+113円、+6.2%)

日本特殊陶業 <5334> が急反発。4日取引終了後、第2四半期累計(4-9月)の連結業績予想の増額修正を発表したことが好感された。売上高に相当する売上収益は1820億円から1890億円に見直したほか、営業利益は79億円から160億円、純利益は70億円から120億円に修正した。自動車関連事業で主に利益率の高い補修製品の販売が想定よりも早く回復していることが寄与した。21年3月通期の業績予想に関しては、現在精査中としている。

■スマレジ <4431>  4,500円 (+230円、+5.4%)

スマレジ <4431> [東証M]が大幅高で6連騰となり、上場来高値を更新した。15日の取引終了後、発行済み株式数(自社株を除く)の0.77%にあたる7万5000株または3億2025万円)を上限に、16日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で自社株買いを実施すると発表。需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められたようだ。

■ファストリ <9983>  73,430円 (+3,010円、+4.3%)

ファーストリテイリング <9983> が大幅高で3連騰、連日の上場来高値更新となった。同社が15日取引終了後に発表した20年8月期決算は、売上高が前の期比12%減の2兆88億4600万円、最終利益が同44%減の903億5700万円と大幅に落ち込み、17年ぶりの減収減益となった。新型コロナウイルス感染拡大による影響を受けた店舗休業などが収益悪化を加速させる要因となったが、足もとでは販売回復が急となっている。21年8月期業績については最終利益が前期比83%増の1650億円を予想、V字回復で19年8月期実績も上回り、2年ぶりの過去最高益更新を見込む。これを評価する買いが株価を押し上げる格好となった。

■富士フイルム <4901>  5,466円 (+134円、+2.5%)

富士フイルムホールディングス <4901> が全般軟調地合いのなか4日続伸と上値追い基調を鮮明とした。子会社で製造するインフルエンザ治療薬「アビガン」が新型コロナウイルス治療薬として期待されるほか、再生医療やバイオ医薬品分野への展開力を評価する声が市場では強い。直近では15日にアナリスト向けバイオ開発・製造受託事業の説明会を開催しており、「ヘルスケア領域における高評価が株価に浮揚力を与えている」(市場関係者)という。一方、同日にミラーレスデジタルカメラ「Xシリーズ」で手ぶれ補正機能やオートフォーカス機能を搭載した小型軽量の新製品を11月19日に発売することも発表しており、これも株価の刺激材料となったもようだ。

■プリマ <2281>  3,110円 (+60円、+2.0%)

プリマハム <2281> が反発。同社は16日寄り前に、21年3月期通期の連結業績予想を修正。営業利益見通しを前期比14.5%増の179億円(従来予想は145億円)に上方修正したことが好感されたようだ。売上高見通しは同4.2%増の4358億円(従来予想は4414億円)に引き下げた。新型コロナウイルス感染拡大の影響で外食向け販売は苦戦したが、「香薫」などのコンシューマー商品及び家庭調理用食肉の販売が量販店で好調に推移していることが利益を押し上げるとしている。

※16日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。

株探ニュース

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