本日注目すべき【好決算】銘柄 レッグス、シュッピン、ITFOR (21日大引け後 発表分)

注目
2020年10月22日 7時01分

21日の大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。

レッグス <4286>   ★今期経常を56%上方修正、配当も5円増額

◆20年12月期の連結経常利益を従来予想の5億円→7.8億円に56.0%上方修正。減益率が56.6%減→32.2%減に縮小する見通しとなった。緊急事態宣言の解除で経済活動が回復基調にあるなか、流通顧客向けの物販やプレミアムグッズなどの案件が好調に推移していることが上振れの要因となる。

業績上振れに伴い、期末一括配当を従来計画の18円→23円(前期は34円)に増額修正した。

シスロケ <2480> [JQ]  ★今期経常を13%上方修正

◆21年3月期の連結経常利益を従来予想の4.2億円→4.7億円に12.9%上方修正。減益率が14.8%減→3.9%減に縮小する見通しとなった。自動車流通業界向け支援システムの需要が伸びるうえ、自動車ファイナンス業界向けシステムで従量課金が増加することが収益を押し上げる。

シュッピン <3179>   ★上期経常を51%上方修正

◆21年3月期上期(4-9月)の経常利益(非連結)を従来予想の3.6億円→5.4億円に50.5%上方修正。減益率が67.4%減→51.0%減に縮小する見通しとなった。6月以降に一段と強化を進めたEC部門でカメラと時計の販売が想定より伸びたことが寄与。中古品の利益率が改善したことに加え、コスト抑制なども利益上振れにつながった。

ITFOR <4743>   ★上期経常を26%上方修正、通期も増額

◆21年3月期上期(4-9月)の連結経常利益を従来予想の7.3億円→9.2億円に26.0%上方修正。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う影響が想定より軽微にとどまるなか、前期末時点で高水準に積み上がった受注残を順調にこなし、売上高が計画を13.8%も上回ったことが寄与。

上期業績の好調に伴い、通期の連結経常利益も従来予想の18.5億円→19.3億円に4.3%上方修正。増益率が0.6%増→4.9%増に拡大し、従来の3期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

イーグル工 <6486>   ★今期最終を一転黒字に上方修正

◆21年3月期の連結最終損益を従来予想の34億円の赤字→1億円の黒字(前期は29億円の黒字)に上方修正。自動車・建設機械業界向け事業を中心に売上高が堅調に推移するなか、商品構成の良化や固定費の抑制などが寄与し、採算が大きく改善する。

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