「量子コンピューター」が12位にランク、次世代技術を巡る動きが活発化<注目テーマ>

特集
2020年10月22日 12時20分

★人気テーマ・ベスト10

1 デジタルトランスフォーメーション 

2 サイバーセキュリティ 

3 再生可能エネルギー 

4 脱ハンコ 

5 遠隔医療 

6 5G 

7 2020年のIPO 

8 オンライン診療 

9 電子政府 

10 金融向けシステム

みんなの株式と株探が集計する「人気テーマランキング」で、「量子コンピューター」が12位となっている。

次世代の高速計算機として期待されている量子コンピューターを巡る企業の取り組みが活発化している。フィックスターズ<3687>は21日、量子コンピューターの技術を活用したアプリケーションの開発者向けに開発プラットフォームの提供を開始したと発表。東芝<6502>は19日、20年度第4四半期から国内外で量子暗号通信システムのプラットフォーム提供及びシステムインテグレーション事業を順次開始することを明らかにした。

また、日立製作所<6501>は19日から量子コンピューターを疑似的に再現し、大規模で複雑な組み合わせの最適化問題を高速に解くことができる自社のCMOSアニーリングを活用した「勤務シフト最適化ソリューション」の提供を開始。同日には凸版印刷<7911>が情報通信研究機構(NICT)などと共同で量子セキュアクラウド技術の確立に向けて始動すると発表したほか、富士通<6702>は13日に理化学研究所などと量子コンピューティングの実現に向けた共同研究をスタートすることを公表している。

こうした動きの背景には、将来の経済や社会に変革をもたらす技術として世界的に注目されていることが挙げられる。21年度予算の概算要求で経済産業省が「AIチップ開発の推進/次世代コンピューティング等の技術開発事業」に136億9000万円(20年度当初予算は114億7000万円)を計上するなど政府も積極的な姿勢をみせており、量子関連銘柄からは目が離せない。

出所:MINKABU PRESS

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.