東京株式(前引け)=続落、欧米株軟調受け売り優勢の展開に

市況
2020年10月28日 11時46分

28日前引けの日経平均株価は前営業日比75円04銭安の2万3410円76銭と続落。前場の東証1部の売買高概算は5億494万株、売買代金概算は9647億5000万円。値上がり銘柄数は446、対して値下がり銘柄数は1640、変わらずは75銘柄だった。

きょう前場の東京株式市場は前日の欧米株安を受け売り優勢の展開となり日経平均は続落した。欧米での新型コロナウイルス感染拡大による経済への影響が懸念されている。外国為替市場で1ドル=104円台前半の推移と円高に振れていることも買い手控えムードを助長した。日経平均の下げ幅は100円未満に収まったが値下がり銘柄数は1600を超え、東証1部全体の76%の銘柄が下落する売り圧力の強い地合いだった。前引け時点の売買代金は1兆円を下回っている。

個別では富士通<6702>が大幅安、NEC<6701>も売りに押された。キヤノン<7751>も軟調。ネットワンシステムズ<7518>が急落、コシダカホールディングス<2157>や山崎製パン<2212>も大きく値を下げた。半面、ソフトバンクグループ<9984>が堅調、任天堂<7974>もしっかり。シマノ<7309>は3000円を超える上昇をみせた。さくらインターネット<3778>が大幅高、グリー<3632>、ファインデックス<3649>なども値を飛ばした。

出所:MINKABU PRESS

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.