東エレク、ディスコなど半導体製造装置関連売られる、SOX指数の下げ加速
東京エレクトロン<8035>、ディスコ<6146>など半導体製造装置関連が売られる展開となっている。前日の欧米株市場が波乱展開となり、米国株市場ではNYダウが900ドル超の下げでハイテク株比率の高いナスダック総合指数の下げも目立った。半導体関連ではインテル、マイクロンテクノロジー、ザイリンクスなど軒並み3%を超える下げで、GPU大手のエヌビディアは5.7%安と急落した。新型コロナウイルスの感染拡大による世界景気減速懸念が半導体需要にも影響を及ぶとの見方が売りに反映された。フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)も大幅に4日続落と下落基調を強めており、前日には中長期波動の分水嶺である75日移動平均線まで水準を切り下げている。東京市場では相対的に強い動きをみせていた半導体関連株だが、足もとは下値リスクが改めて意識されているようだ。