コプロHDが6日ぶりに反発、経費削減と値上げ効果で21年3月期経常を上方修正
コプロ・ホールディングス<7059>が6日ぶりに反発。28日の取引終了後、21年3月期上期(4~9月)の連結経常利益を従来予想の4億800万円から5億3400万円(同19.9%減)に上方修正すると発表しており、これが好感されている。
一時的に新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受けたものの、売上高が計画通りに推移するなか、全社的な経費削減に加え顧客企業への派遣料金の交渉が進み、原価率が改善したことが利益を押し上げた。併せて、通期の同利益も従来予想の16億6900万円から17億9500万円(同13.2%増)に増額し、従来の3期連続での過去最高益予想を更に上乗せした。