ジーダットが一時21%高、AIを用いたアナログ回路合成研究開発プロジェクトがA-STEPに採択
ジーダット<3841>が急反発して一時、前日比297円(20.7%)高の1729円に買われ、年初来高値を更新している。28日の取引終了後、人工知能(AI)を用いたアナログ回路合成研究開発プロジェクトが、科学技術振興機構の研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP)に採択されたと発表しており、これが好感されている。
今回A-STEPに採択されたプロジェクト「AIによる回路トポロジー合成を実現する高度なアナログ回路設計プラットフォームの開発」は、ジーダットのセル単位にアナログ回路設計を行う知財と、群馬大学の高井准教授のAIをアナログ回路設計に応用する知財を融合。これに群馬大学と東京大学のアナログ回路設計での経験・知見を組み込むことで、AIによる高度なアナログ回路設計自動化環境を世界で初めて実現するという。