豊田織が後場大幅高、21年3月期業績予想を上方修正
豊田自動織機<6201>が後場大幅高している。前引け後に、21年3月期の連結業績予想について、売上高を1兆9000億円から2兆円(前期比7.9%減)へ、営業利益を600億円から850億円(同33.7%減)へ、純利益を850億円から1050億円(同28.0%減)へ上方修正し、あわせて未定としていた期末配当を70円(前年同期80円)にすると発表したことが好感されている。
上期業績の進捗を考慮したほか、グループを挙げて原価改善活動の推進に取り組んだことや、原材料の値下がりや諸経費の減少が寄与する。
なお、同時に発表した第2四半期累計(4~9月)決算は、売上高9570億700万円(前年同期比13.2%減)、営業利益302億100万円(同57.8%減)、純利益481億800万円(同41.5%減)だった。