鋳鉄管が急反発、21年3月期業績予想の上方修正と自社株買いの実施を好感

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2020年10月30日 9時21分

日本鋳鉄管<5612>が急反発。29日の取引終了後に発表した21年3月期上期(4~9月)の連結決算で、経常利益が前年同期比69.6%増の4億6300万円に拡大して着地したことが好材料視されている。

販売価格の改善や下期予定分を一部前倒し販売したことなどが寄与し、売上高は70億300万円と前年同期比9.8%の増収を達成した。また、製造部を中心に取り組んだ合理化効果に加え、鉄スクラップなどの原材料価格が比較的安値で推移したことも大幅増益につながった。

併せて、通期の同利益を従来予想の3億5000万円から5億5000万円に増額修正し、減益率が38.3%減から3.0%減に縮小する見通しとなった。同時に、発行済み株式数(自社株を除く)の2.52%にあたる8万3000株または1億円を上限に自社株買いを実施すると発表しており、これも好感されている。

出所:MINKABU PRESS

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