JMDC急騰で初の6000円大台乗せ、ヘルスビッグデータ高成長で今期業績予想を大幅増額
JMDC<4483>が続急騰。株価は前日比14.3%高の6070円まで上値を伸ばし、上場来高値を更新している。29日の取引終了後、21年3月期上期(4~9月)の連結税引き前利益を従来予想の5億円から11億100万円に大幅上方修正すると発表しており、これが好材料視されている。
主力のヘルスビッグデータ部門は医療機関向け事業で新型コロナウイルス感染拡大による来院控えの影響を受けたものの、堅調なデータ需要を追い風に、コロナのマイナスを超える高成長を遂げた。また、非対面営業スタイルの確立で営業関連の経費が減少したことも利益を押し上げた。上期業績の好調に伴い、通期の同利益も従来予想の25億円から31億円へ増額修正し、従来の6期連続での過去最高益予想を更に上乗せした。