大崎電が一時8.5%高と急反発、スマートメーター増産効果で4~9月期営業益大幅増額
大崎電気工業<6644>が急反発、一時8.5%高と値を飛ばし東証1部値上がり率上位にランクインした。電力会社向け中心に電力量計(スマートメーター)を販売、子会社を通じ海外展開にも積極的に取り組んでいる。29日取引終了後、20年4~9月期業績予想の修正を発表、営業利益は従来予想の2億円から7億6000万円(前年同期比63%減)に大幅増額したことで、これを手掛かり材料に上値を見込んだ投資資金が流入した。同社が製造・販売するスマートメーターはコロナ禍でも安定した需要を確保しており、増産に伴う操業度改善によって利益率が向上したほか、販管費の削減努力などが収益上方修正に反映された。