東京株式(大引け)=354円安と大幅に5日続落、2万3000円台を割り込む

市況
2020年10月30日 15時34分

30日の東京株式市場で日経平均株価は大幅に5日続落。後場にかけ下げが加速する展開となり、8月28日以来、約2カ月ぶりに2万3000円台を割り込んだ。

大引けの日経平均株価は前日比354円81銭安の2万2977円13銭。東証1部の売買高概算は13億1380万株。売買代金概算は2兆6377億4000万円となった。値上がり銘柄数は244、値下がり銘柄数は1897、変わらずは39銘柄だった。

後場にかけ売りが膨らみ日経平均株価は300円を超す下落となった。NYダウ先物が下げ幅を拡大するなかポジションを落とす動きが強まったほか、週末で利益確定売りも優勢の展開となった。前日のNYダウは139ドル高と5日ぶりに反発したが、戻りは鈍いとの見方が出ていた。東証1部の87%の銘柄が下落し、東証33業種の全てが値下がりする全面安となった。

個別銘柄ではソフトバンクグループ<9984>、ソニー<6758>、東京エレクトロン、日本電産<6594>、富士通<6702>といった主力のハイテク株が軒並み安となり、武田薬品工業<4502>やオリエンタルランド<4661>、キーエンス<6861>も売られた。米アップルの7~9月期決算が減益となったことから村田製作所<6981>やTDK<6762>、アルプスアルパイン<6770>も売られた。

半面、業績の増額修正を発表したアドバンテスト<6857>やファナック<6954>が高く、パナソニック<6752>神戸物産<3038>が上昇。KDDI<9433>や第一三共<4568>がしっかり。KADOKAWA<9468>やセプテーニ・ホールディングス<4293>が値を飛ばした。

出所:MINKABU PRESS

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.