収益回復に期待高まる、7-9月期【増収増益】リスト <成長株特集> 11月2日版

特集
2020年11月2日 19時00分

10月下旬から21年3月期中間期(4-9月)決算発表の集中期間に突入している。第1四半期(4-6月)は新型コロナウイルスの感染拡大に伴う経済活動の停滞を受けて業績が大きく落ち込む企業が相次いだが、中間決算ではこうした企業の収益が回復軌道に入るかどうかに注目が集まる。また、例年より慎重な見通しを立てる企業が多いなか、業績予想を上方修正する企業への関心も高まっている。

本特集では、本日発表された決算の中から、直近3ヵ月の7-9月期(第2四半期)に増収増益を達成した銘柄をリストアップした。下表は、7-9月期に売上高、経常利益がともに前年同期を上回って着地した10社を選び出し、増益率の高い順に並べた。また、四半期ベースの「増益連続期数」、4-9月期経常利益の通期計画に対する進捗割合を表す「対通期進捗率」も併せて記した。

※決算発表の集中期間(11月13日まで)は、その日に発表された決算で増収増益を達成した銘柄を、速報ベースで毎日19時ごろに配信します。

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┌ 経常利益 ┐  ┌ 売上高 ┐  増収増益 対通期 予想

コード 銘柄名    増益率 7-9月期 増収率 7-9月期 連続期数 進捗率  PER

<8860> フジ住     88.3  1981  21.3  33031     1   113 14.7

<5217> テクノクオツ  76.0   653  45.2  3175     3  61.4 12.1

<7705> ジーエル    24.9   899  12.7  7008     3  58.3 14.7

<3484> テンポイノベ  21.0   225  16.1  2769     1  49.8 30.2

<7461> キムラ     19.6   805   1.5  9471     2  89.1  9.7

<9090> 丸和運機関   18.0  2167  12.1  26996     6  55.3 55.4

<6806> ヒロセ電     6.0  6795   5.0  33636     1  58.6 33.9

<1379> ホクト     黒転   318   3.4  16959     2  16.6 19.2

<8174> 日ガス     黒転   122   5.1  27869     6  30.0 24.0

<8256> プロルート   黒転   22  17.5  1567     1  25.9  168

※売上高、経常利益の単位は百万円。増益率、増収率は前年同期に比べた増加率、単位は%。連続期数は四半期ベースの連続回数。対通期進捗率は経常利益の通期計画に対する4-9月期の進捗割合、単位は%。

※「-」は今期業績予想を非開示の企業。今期最終赤字を見込む企業は除いた。

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