任天堂が21年3月期業績及び配当予想を上方修正
任天堂<7974>がこの日の取引終了後、21年3月期の連結業績予想について、売上高を1兆2000億円から1兆4000億円(前期比7.0%増)へ、営業利益を3000億円から4500億円(同27.7%増)へ、純利益を2000億円から3000億円(同16.0%増)へ上方修正し営業減益予想から一転して増益予想とした。
新型コロナウイルス感染症拡大に伴う「巣ごもり」需要を背景に「ニンテンドースイッチ」のハード・ソフトウェア販売が伸びており、ハード販売台数を従来予想の1900万台から2400万台へ、ソフト販売本数を1億4000万本から1億7000万本へと予想を引き上げたことなどが要因という。
また、配当予想を年840円から中間810円・期末450円の年1260円に引き上げた。前期実績に対しては170円の増配になる予定だ。
なお、同時に発表した第2四半期累計(4~9月)決算は、売上高7695億2400万円(前年同期比73.3%増)、営業利益2914億2400万円(同3.1倍)、純利益2131億2300万円(同3.4倍)だった。