10日の株式相場見通し=大幅続伸、NYダウ大幅高や円安など追い風

市況
2020年11月10日 8時00分

10日の東京株式市場は、日経平均が大幅続伸する展開が想定される。前日の米国株市場ではNYダウが急騰し大引けは伸び悩んだものの過去最高値に迫った。米医薬品大手ファイザーが開発中の新型コロナワクチンが臨床試験で高い有効性を示したと発表したことを受け、経済活動の正常化につながるとの思惑から景気敏感株中心に買いを誘導、一時1600ドルを超える大幅高となった。ただ、ハイテク株比率の高いナスダック総合指数はマイナス圏で着地している。東京市場では米株市場の地合いを引き継ぎ、景気敏感セクターを中心にリスク選好ムードが強まりそうだ。前日は米株市場に先立って欧州株市場も軒並み急騰しているほか、原油市況の大幅上昇や外国為替市場でのドル高・円安なども追い風となり、日経平均株価は2万5000円大台替えから更に上値を指向する展開が想定される。

9日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比834ドル57セント高の2万9157ドル97セントと急反発。ナスダック総合株価指数は同181.447ポイント安の1万1713.783だった。

日程面では、きょうは10月の景気ウォッチャー調査、9月の国際収支など。海外では10月の中国消費者物価指数(CPI)、10月の中国卸売物価指数(PPI)、11月のZEW独景気予測指数、米10年債入札など。

出所:MINKABU PRESS

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