株価指数先物【昼のコメント】バリューシフトは見極め必要だが目先的にはNTショートのポジションに向かいやすい

市況
2020年11月10日 12時14分

日経225先物は11時30分時点、前日比230円高の2万5090円(+0.92%)前後で推移している。寄り付きは2万5380円とギャップスタートとなったが、シカゴ先物清算値(2万5440円)は下回って始まっており、現物の開始直後には2万5040円まで上げ幅を縮めている。しかし、2万5000円は割り込まず、2万5050円から2万5150円辺りでの保ち合いが続いている。

ランチタイムでは2万5010円まで上げ幅を縮めており、2万5000円処での攻防をみせている。ナイトセッションで2万5900円まで上昇し、いったんはピーク感が意識されやすく、短期筋の売り仕掛け的な動きも出やすい。物色がグロースからバリュー株へシフトしていることも、仕掛けやすいところではある。しかし、あくまでも短期的なショートと考えられるため、2万5000円での底堅さが確認されるようだとショートカバーを誘うことになろう。

NT倍率は先物中心限月で昨日の14.81から本日は14.62まで低下している。バリューシフトに伴うTOPIX型優位の展開によるものだが、バリューシフトが継続するかはここ数日の見極めが必要である。週末のオプションSQを前に新たなポジションを取りに行く動きは限られ、基本的にはヘッジ対応が中心である。ただし、ナイトセッションでつけた2万5900円でいったんピークとの見方が高まることにより、目先的にはNTロング解消からNTショートのポジションに向かいやすいと想定される。

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