株価指数先物【昼のコメント】日経225型優位の状況からNT倍率は一時14.77まで上昇

市況
2020年11月12日 12時16分

日経225先物は11時30分時点、前日比60円高の2万5480円(+0.23%)前後で推移している。寄り付きは2万5500円とシカゴ先物清算値(2万5580円)を下回って始まった。現物の寄り付き時には2万5440円まで上げ幅を縮めたが、指数寄与度の大きいファーストリテイリング <9983> 、エムスリー <2413> 、ソフトバンクグループ <9984> 、ファナック <6954> 、東京エレクトロン <8035> の上昇がけん引する形で日経平均株価を押し上げており、日経225先物も一時2万5590円まで上昇する場面がみられた。グローベックスの米株先物が小安く推移しているほか、オプションSQを明日に控えていることもあり、その後は権利行使価格2万5500円近辺でのこう着が続いている。

日経225先物はオプション権利行使価格の2万5500円と2万5625円とのレンジ内で推移しており、久しぶりに落ち着いた値動きである。ファーストリテイリング、エムスリー、ソフトバンクグループなど指数寄与度の大きい上位5銘柄で日経平均を約126円押し上げている形であり、一方で東証一部の約6割が下落している。日経225型優位の状況で、NT倍率は14.69で始まった後に一時14.77まで上昇している。

なお、前場のTOPIXは0.25%の下落であり、日銀のETF買い入れは入らないだろう。後場も2万5500円処での底堅さを見極めながらの展開になりそうだが、指数寄与度の大きい値がさ株などには指数変動を狙った仕掛け的な動きもでやすい点には注意しておきたい。もっとも、短期筋の売り仕掛け的な動きが出たとしても、その場面においてはショートカバーを意識した押し目狙いのスタンスになるだろう。

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