「レアアース」が2位にランク、南鳥島沖で回収した泥から中重希土類を確認<注目テーマ>
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みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「レアアース」が2位となっている。
海洋研究開発機構(JAMSTEC)などは24日、今年1~2月に小笠原諸島の南鳥島(東京都)沖の海底から回収したレアアース(希土類)を含む泥の分析結果を公表。レアアース総量の約54%がイットリウム、ガドリニウム、ジスプロシウムなどの中重レアアース(レアアースのうち原子量が比較的重いグループで、電気自動車の駆動モーター用磁石など、最先端のハイテク製品に不可欠な極めて希少価値の高い金属)であることが判明したという。
同機構などは今回の成果を踏まえ、これまでの技術開発と運用ノウハウをベースに、2027年2月から同じ試験海域で約1カ月間にわたる本格的な採鉱試験を実施する予定。この試験では揚泥したレアアース泥のスラリーを南鳥島へ船舶輸送して陸揚げし、脱水処理を行った「マッドケーキ」の状態で本土へ輸送したうえで、分離・精製・製錬のプロセス試験を実施する計画だ。更に飛行機やヘリコプターでの人員輸送を含む産業的規模を見据えた本格的なオペレーションを行うことで、産業的規模でのレアアース生産プロセスを検証し、これらの試験で得られたデータをもとに28年3月までに国内における国産レアアースの産業化に向けた総合評価(経済性評価を含む)を行うとしている。
主な関連銘柄としては、今年7月に「海洋資源開発室」を新設した東亜建設工業<1885>、JAMSTECの委託を受けて海底6000メートルからレアアース泥を回収するシステムの技術開発に携わった東洋エンジニアリング<6330>、海底資源開発技術を持つINPEX<1605>や三井海洋開発<6269>など。また、南鳥島沖の海底レアアース泥の採掘・調査で活用された設置型無人探査機「江戸っ子1号COEDO」に携わる岡本硝子<7746>も見逃せない。