10万円以下で買える、増益増収&低PBR 20社 【東証1部】編 <割安株特集>

特集
2020年11月13日 19時30分

少額資金で投資できる銘柄に対する個人投資家の関心は高い。ネット証券では顧客開拓のため、約定金額が低い取引の手数料を重点的に引き下げる傾向にあり、投資家は手数料を気にせずに売買が可能となっている。最低投資金額(株価×売買単位)が低位の銘柄は、同じ予算でも高株価の銘柄に比べ株数を多く購入できるほか、買い付けや売却の時期を分散できるなどのメリットがある。ただ、業績低迷が続いている企業も数多くあることには留意したい。

東証1部上場企業では736社が最低投資金額10万円以下で購入できる。今回は、20年4-9月期(上期)に増収増益を達成し、かつ理論上の解散価値であるPBR(株価純資産倍率)が1倍を下回る銘柄に注目した。

下表は東証1部上場銘柄(金融を除く)を対象に、(1)最低投資金額が10万円以下、(2)時価総額30億円以上、(3)4-9月期に売上高と経常利益が前年同期比で増加、(4)実績PBRが1倍以下――を条件に投資妙味が高まる20社を選び出し、最低投資金額の低い順に記した。(※最低投資金額、PBRは13日現在)

なお、15日(日)16時に「10万円以下で買える、増益増収&低PBR【2部・新興】編」を配信する予定です。ご期待下さい。

最低投資  ┌ 経常利益 ┐  ┌─売上高─┐   実績

コード 銘柄名      金額  増益率 4-9月期  増収率  4-9月期   PBR

<9479> インプレス    17200   49.9   667   3.3   6785  0.69

<5912> OSJBHD   24900   11.5   2309   27.8   30100  0.86

<6356> 日ギア      30300   198   265   5.7   3745  0.52

<9412> スカパーJ    47800   34.2  11821   0.7   69773  0.61

<9831> ヤマダHD    50000   75.2  49088   2.0  860296  0.66

<7442> 中山福      50300   331   659   0.3   23564  0.47

<8869> 明和地所     52000   400   2304   41.6   28962  0.52

<1871> PS三菱     56900   26.7   2849   8.6   51883  0.70

<8860> フジ住      59400   13.0   2258   10.6   56553  0.52

<6298> ワイエイシイ   65800   黒転   307   2.3   12230  0.43

<6306> 日工       66900   53.6   1588   6.3   18225  0.84

<6445> 蛇の目      66900   791   2398   22.8   21248  0.49

<1384> ホクリヨウ    67800   黒転    56   0.4   6400  0.64

<1719> 安藤ハザマ    73000   10.3  12656   2.7  181000  0.99

<3294> イーグランド   77800   1.4   519   1.6   9813  0.65

<6730> アクセル     79800   218   299   10.3   4262  0.91

<1898> 世紀東急     82100   55.6   2230   12.2   34950  0.90

<9997> ベルーナ     87300   55.5   5124   5.7   91139  0.80

<1870> 矢作建      90100   29.7   3058   22.3   46247  0.73

<9508> 九州電      91400   383  82521   3.9  1060512  0.65

※単位は最低投資金額が円、経常利益・売上高が百万円、増益率・増収率が%、PBRが倍。

※今期最終赤字の企業は除いた。

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