２６日の株式相場見通し＝一進一退か、ダウ反落もナスダック最高値で強弱感対立
２６日の東京株式市場は、売り買い交錯で一進一退の展開か。前日の米国株市場ではＮＹダウが３日ぶりに反落。前々日に３万ドル大台乗せを果たし、目先達成感から利益確定売りに押される展開となった。ただ、ナスダック総合指数は続伸し９月初旬以来となる最高値を更新しており、これを受けて東京市場でも景気敏感株が軟調となる一方で、ハイテク株の一角は強い動きを維持する可能性がある。原油市況が強調展開を続けていることや、外国為替市場で円高に振れていないことはポジティブ材料として働きそうだ。
２５日の米株式市場では、ＮＹダウ平均株価が前営業日比１７３ドル７７セント安の２万９８７２ドル４７セントと３日ぶり反落。ナスダック総合株価指数は同５７．６１７ポイント高の１万２０９４．４０２だった。
日程面では、きょうは９月の景気動向指数確報値、１０月の全国スーパー売上高など。海外では韓国中銀の金融政策結果発表。米国株市場は感謝祭で休場。