日電産が強さ発揮、最高値街道走るテスラを横目に実需買い需要旺盛
日本電産<6594>は1万2000円大台近辺で売り物を吸収し強さを発揮。前日まで3営業日で700円以上上昇させていたこともあり、目先利益確定の売り圧力も表面化しているが、旺盛な実需買い需要が下値を支えている。前日の米国株市場では電気自動車(EV)大手のテスラが3連騰で上場来高値を更新するなど、EV関連が投資テーマとして脚光を浴びている。東京市場ではEVの駆動用モーターを手掛ける日電産は関連株の最右翼に位置づけられており、海外ファンドなどの買いなどを背景に今年5月以降一貫した上昇トレンドを形成していることで、マーケットの注目度も高い。