東京株式(前引け)=続伸、押し目買い需要旺盛で朝安後に切り返す

市況
2020年11月26日 11時46分

26日前引けの日経平均株価は前営業日比173円42銭高の2万6470円28銭と続伸。前場の東証1部の売買高概算は5億7881万株、売買代金概算は1兆2280億5000万円。値上がり銘柄数は1276、対して値下がり銘柄数は810、変わらずは88銘柄だった。

きょう前場の東京株式市場は朝方売り先行で始まったものの、下値では押し目買いの動きが活発で、日経平均は寄り付きを安値としてその後は漸次水準を切り上げる展開となった。前場中ごろに伸び悩む場面もあったが前引けにかけ買い直された。新型コロナウイルスの感染拡大に対する警戒感はあるものの、財政出動や金融緩和政策に対する期待感から流動性相場の色が強い。今晩の米国株市場が休場となることから、外国人売買はやや低調となっているが、前引け時点で売買代金は1兆2000億円と厚みを維持している。

個別ではソフトバンクグループ<9984>、任天堂<7974>がいずれも上値追い態勢にあるほか、ブイキューブ<3681>も物色人気。日本電産<6594>も買われた。東京エレクトロン<8035>が高く、コスモス薬品<3349>も上昇した。ジーンズメイト<7448>が急伸、日本金属<5491>も連日の大幅高。半面、JAL<9201>が急落、トヨタ自動車<7203>も冴えない。JR東海<9022>も売りに押された。モリテック スチール<5986>が利食われ、西松屋チェーン<7545>の下値模索も続いている。T&Dホールディングス<8795>も値を下げた。

出所:MINKABU PRESS

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