シンデンハイがカイ気配、21年3月期業績予想を上方修正
シンデン・ハイテックス<3131>がカイ気配でスタートしたのち気配値を切り上げている。11月30日の取引終了後、21年3月期の連結業績予想について、売上高を382億円から470億円(前期比6.1%増)へ、営業利益を7億3000万円から7億5000万円(同51.2%増)へ、純利益を3億1000万円から4億6000万円(同2.5倍)へ上方修正したことが好感されている。
従来は、新型コロナウイルス感染症の影響により需要が大幅に減少すると想定していたが、上期に車載用機器及びOA用機器向けの需要の減少などのマイナス要因を、新規有機ELビジネスの量産化や、医療用機器向け及びスマートフォン周辺機器向けの需要の増加、文教機器向けの前倒し需要の増加でリカバリーしたことが要因。また、車載用機器向けの回復基調を想定していることも寄与するとしている。