コマツが10カ月半ぶり新高値、信用売り長で買い戻し誘発
コマツ<6301>が続伸で1月17日につけた高値2674円を10カ月半ぶりに上回り年初来高値更新となった。きょうは日経平均が寄り後に軟化し主力輸出株にも株価が冴えないなかで頑強ぶりが目立つ。新型コロナウイルスの世界的な感染拡大が警戒されているが、発生元である中国ではいち早く克服し、発表される経済指標も強い数字が目立つ。直近では前日に発表された11月の中国製造業PMIが54.9まで上昇しており中国関連株に位置づけられる同社株には追い風材料となっている。また、同社株は株価の上昇過程で信用取組も売り長に放置され、信用倍率は11月27日申し込み現在で0.67倍となっており、株式需給の良さも上値を軽くしている。