7日の株式相場見通し=反発、欧米株高でNYダウ3万ドル乗せを好感

市況
2020年12月7日 8時02分

7日の東京株式市場は、買い先行となり日経平均は反発に転じそうだ。前週末の欧米株市場は総じて上値指向となり、米国株市場ではNYダウが7日ぶりに3万ドル大台に乗せ、史上最高値更新となった。ハイテク株比率の高いナスダック総合指数も最高値を更新した。注目された11月の米雇用統計は失業率が市場コンセンサス並みで、非農業部門の雇用者数についてコンセンサスを大幅に下回った。しかし、これを受けて量的金融緩和政策の強化や追加経済対策への期待感の高まりにつながり、全体指数を押し上げる形となっている。この地合いを引き継ぎ東京市場でもリスク選好の流れが想定される。一方、日経平均の騰落レシオは140%近くに達しており、テクニカル的には過熱感が意識されやすい。上値も重く2万7000円台に近づくと戻り売り圧力が高まりそうだ。

4日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比248ドル74セント高の3万218ドル26セントと4日続伸。ナスダック総合株価指数は同87.050ポイント高の1万2464.232だった。

日程面では、きょうは10月の景気動向指数速報値。海外では11月の中国貿易統計、10月の米消費者信用残高など。

出所:MINKABU PRESS

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