NY株式:NYダウ148ドル安、新型ウイルス感染急拡大で景気見通し悪化

市況
2020年12月8日 7時00分

米国株式相場はまちまち。ダウ平均は148.47ドル安の30069.79ドル、ナスダックは55.71ポイント高の12519.95ポイントで取引を終了した。新型ウイルス感染者数や入院者数の急増を受けた外出規制強化や追加経済対策への不透明感を背景に寄り付きから下落した。景気循環株に売りが広がり終日軟調に推移。ハイテク株は買われた。セクター別ではエネルギー、保険が下落した一方で、テクノロジー・ハード・機器が上昇した。

写真用品メーカーのイーストマン・コダック(KODK)はインサイダー取引疑惑で一時中断されていた政府融資に関し、規制当局が不正は確認できなかったと発表したことが好感され急伸。ソフトウェア会社のプランティア・テクノロジー(PLTR)は米食品医薬品局(FDA)との3年間の契約を発表し急伸した。航空機メーカーのボーイング(BA)や配車サービスのリフト(LYFT)はアナリストの目標株価引き上げを受けそれぞれ上昇。一方、ファストフードチェーンのマクドナルド(MCD)や石油会社のシェブロン(CVX)はアナリストの投資判断引き下げが嫌気されそれぞれ下落した。半導体のインテル(INTC)はアップル(AAPL)がより高性能な半導体を開発中との報道を受け下落した。

今週10日に上場が予定されている民泊サイトのエアビーアンドビーは上場価格を当初の44ドル‐50ドルから56ドル‐60ドルに引上げ420億ドル調達する計画を発表した。

Horiko Capital Management LLC

《FA》

提供:フィスコ

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