★本日の【イチオシ決算】 シルバライフ、アセンテック、B&P (12月9日)

注目
2020年12月9日 19時03分

1)本日(12月9日)引け後に発表された決算・業績修正

●イチオシ決算

【シルバライフ <9262> 】 ★8-10月期(1Q)経常は51%増益で着地

◆21年7月期第1四半期(8-10月)の経常利益(非連結)は前年同期比50.6%増の3.5億円に拡大して着地。高齢者向け配食サービスのフランチャイズ店が増加し、調理済み食材の販売が拡大したことが寄与。前期に実施した広告効果などで冷凍弁当の直接販売が伸びたことも収益を押し上げた。

上期計画の5.1億円に対する進捗率は69.4%に達しており、業績上振れが期待される。

●サプライズな決算発表・業績修正

サトウ食品 <2923> [東証2]  ★上期経常は8億円の黒字に急浮上で上振れ着地

◆21年4月期上期(5-10月)の連結経常損益は8.8億円の黒字(前年同期は2.4億円の赤字)に浮上し、従来予想の0.6億円の黒字を上回って着地。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う内食需要の高まりを追い風に、包装米飯、包装餅ともに主力製品を中心に販売が伸びたことが寄与。生産性の向上による採算改善も黒字転換に貢献した。

通期計画の10.8億円に対する進捗率は81.6%に達しており、業績上振れが期待される。

アセンテック <3565>   ★2-10月期(3Q累計)経常が39%増益で着地

◆21年1月期第3四半期累計(2-10月)の経常利益(非連結)は前年同期比38.6%増の5億2400万円に拡大して着地。コロナ禍でテレワークを導入する企業が増えるなか、米シトリックスの仮想デスクトップソフトや自社製品「Resalio Lynx」が急速に伸びたことが寄与。サブスクリプションなど継続収入ビジネスの拡大で利益率が向上したことも大幅増益に貢献した。

B&P <7804> [東証M]  ★今期経常は25%増益、4円増配へ

◆20年10月期の経常利益(非連結)は前の期比50.5%減の2億1100万円に落ち込んだものの、続く21年10月期は前期比24.6%増の2億6300万円に回復する見通しとなった。前期は新型コロナウイルス感染拡大による需要の落ち込みで主力の販売促進用広告制作が大幅減収となったことが響いた。今期は国内経済の回復とともに売上高の復調を見込むほか、残業の抑制など引き続きコスト削減を進める。

併せて、前期の年間配当を20円→22円(前の期は50円)に増額し、今期も前期比4円増の26円に増配する方針とした。

2)12月10日の決算発表銘柄(予定)

■引け後発表

◆本決算:

<4441> トビラシステ

<7640> トップカルチ

◆第1四半期決算:

<1844> 大盛工業 [東2]

<3988> SYSHD [JQ]

<4384> ラクスル

<6387> サムコ

<6535> アイモバイル

<7682> 浜木綿 [JQ]

◆第2四半期決算:

<2751> テンポスHD [JQ]

<3903> gumi

<4026> 神島化 [東2]

<7623> サンオータス [JQ]

<8186> 大塚家具 [JQ]

◆第3四半期決算:

<1433> ベステラ

<3070> アマガサ [JQG]

<3955> イムラ封筒 [東2]

<6184> 鎌倉新書

<6757> OSGコーポ [JQ]

<6966> 三井ハイテク

<8142> トーホー

<9681> 東京ドーム

合計21社

※「株探」では、株価、PER、利回りなどを併記した【決算発表・業績修正】銘柄一覧をご覧いただけます。

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